ユダヤ系グローバリストがイスラエルを叩き、ウクライナに固執するワケ (2023.11.14) No.606



■ 窮地に立つゼレンスキー大統領

ジョージ・ソロスやユダヤ系グローバリストが、どうしてユダヤ人の国であるイスラエルを叩いて、なぜウクライナばかりを擁護するのか不思議だと話してきたが、その背景について話をしたい。

昨日、ウクライナの軍人がノルドストリームのパイプラインを爆破したというニュースが出ているが、ウクライナの情報機関が実行犯で、ウクライナ軍のザルジニ総司令官は知っていたが、ゼレンスキー大統領は全然知らなくて、ゼレンスキー大統領は良い人だという。

実行犯はアメリカではなかったのかと話しをしてきたが、情報関係者の方からいろいろ話を聞くと、これはやはりアメリカがやったことを隠蔽して擁護するためであり、同時にザルジニ総司令官を嵌めることもやっている。そのための情報戦略ではないのかと言っていた。

ザルジニ総司令官は国際社会の場でも、ゼレンスキー大統領の発言を否定するようなことを時折やっているので対立がかなり深まっている。

その背景にこの事件もあると思う。
『ウクライナの富豪、詐欺や資金洗浄の疑いで拘留 ゼレンスキー氏のもと後援者』(BBCニュース)

コロモイスキー氏の所有するテレビ会社が『国民のしもべ』というドラマを作り、ウクライナの政治家は汚職ばかりやっているのに、ゼレンスキーが大統領選に当選したら、国民のしもべのように一生懸命、国民のために働く良い大統領になったというプロパガンダチックなドラマを放送した。

そして、その直後に本当の大統領選挙があり、コメディアンだったゼレンスキー氏があっという間に大統領になった。それを仕掛けたのがこのコロモイスキー氏で、彼はウクライナのオリガルヒで大金持ちだ。

バイデン大統領の息子とも関係があるとも言われている。ドネツク州のガス油田を採掘する会社ブリスマの幹部をやっていたのがハンター・バイデンだった。そして最初にロシアが攻撃したのも、地域的にはその辺りだったという因縁なのである。後ろ盾のコロモイスキー氏が逮捕され、ゼレンスキー大統領はウクライナ国内で激しい対立があると言われている。

■ ユダヤ人には二通りある

中東の専門家と話をしたが、ユダヤ系グローバリストがイスラエルを叩くのに、ウクライナばかりを擁護するのは、7世紀から10世紀にかけて、今のウクライナの辺りにあったハザール国が、反シオニストのユダヤ人にとっての祖国であるというのが、二人で達した結論である。

7世紀から10世紀に、ウクライナあたりの地域に存在した国で、無宗教の不思議な国だった。それがイスラム教国とキリスト教国からそろそろ国の宗教を選べと迫られて、どちらを選んでも角が立つので、どちらにも所属しないユダヤ教を選んで誤魔化した。

それまでユダヤ人は中東系なので、褐色の肌に焦げ茶色の髪と瞳の民族だったのが、突然トルコ系ハザール人がユダヤ人になった。ハザールの中でも白人系で、ユダヤの祖国はイスラエルと信じているシオニストと、祖国はハザールだと思っている人たちに分かれた。

国連が以前にシオニズムを差別用語に指定しているのは、ユダヤ系グローバリスト、ユダヤ教だが神様を信じていない無神論系のユダヤ人が、シオニズムは差別用語だと裏で推進していた。

よく見るとユダヤ人も中東系のユダヤ人と、トルコ系ハザール人のユダヤ人に割れている。だからこそパレスチナのアッバス議長がイスラエルに居るのは、トルコ系のハザール人ではないかと批判していたことに繋がっている。

グローバリストの本拠地は、今のウクライナの辺りだったことが見えてくる。

コメント

非公開コメント

プロフィール

山本 健次

FC2ブログへようこそ!